AI と転職
経験を活かせる仕事を応募要件で探す 当サイトの求人では法人営業経験が必須の求人の6〜7割が法人営業以外の職種名で出ていた
2026年9月27日時点の当サイト PREVIO の掲載求人では、法人営業経験が必須の求人の6〜7割が法人営業以外の職種名で出ていました。職種を絞らず求人票を30〜40件読み、必須の部分に同じ経験がある約20件から、次に詳しく見る職種を決める手順です。
公開 2026年9月27日 · PREVIO 編集部

この記事で分かること
- ・同じ経験が必須の求人でも、付いている職種名の分かれ方は経験によって違う
- ・求人を30〜40件読み、必須の部分に同じ経験がある約20件を残す
- ・最初に表示される職種名を数え、「その他〜」「一般事務」なら求人のタイトルと仕事内容まで読む
目次開く閉じる
今の職種名だけで求人を探すと、候補が狭くなります。2026 年 9 月 20 日に「経験 活かせる 仕事 診断」の検索結果を観測すると、上位には性格や価値観を見る診断が多く、同じ経験を必須にした求人がどの職種名で出ているかまでは分かりません。では、なぜ求人票の応募要件を見るのでしょうか。
求人票なら、企業が必須にした経験と、その求人に付いた職種名を一緒に見られます。最初に付いた職種で見ると、法人営業経験が必須の求人の 70% は法人営業以外でした。付いた職種のどれにも法人営業がない求人で見ても 60% です。一つの求人には職種が複数付く場合があり、「最初」は求人の先頭に付いた職種を指します。数字は、2026 年 9 月 27 日に当サイト PREVIO で掲載中だった求人(IT・営業・専門職が多く、サービス系は少ない構成)を勤務地で絞らず、応募要件の必須の部分を近似で切り取り、「いずれか」で選べる要件も含めて数え、5% 単位に丸めたものです。この集計では、同じ会社のほぼ同じ文面の求人も別々に数えています。後の手順では、自分で数えるときは 1 件として扱います。
この記事では、キーワードで応募要件まで探せる求人サイトを使い、職種を絞らず経験の語を検索します。求人票を 30〜40 件読み、必須の部分に同じ経験がある約 20 件を残して職種名を数え、次に詳しく読む職種を決めます。
診断で分かることと、求人票で確かめること
厚生労働省の「ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)」は、ポータブルスキルを測り、測定結果に応じた職務・職位を示すツールです。ここでいうポータブルスキルは、「仕事のし方」の 5 要素と「人との関わり方」の 4 要素です(2026 年 9 月 27 日確認)。
| 区分 | 測る要素 |
|---|---|
| 仕事のし方 | 現状の把握、課題の設定、計画の立案、課題の遂行、状況への対応 |
| 人との関わり方 | 社内対応、社外対応、上司対応、部下マネジメント |
この記事で行うのは求人票を数える手順です。仕事のし方や人との関わり方を知りたいときはこのツールを使い、企業が必須にした経験と職種名を知りたいときは求人票を見ます。ツールは「ポータブルスキル見える化ツール - Job Tag - 厚生労働省」から利用できます(2026 年 9 月 27 日確認)。
同じ経験が必須でも、職種名の分かれ方は違う
経理経験と採用経験が必須の求人は同じ名前の職種に集まりやすく、法人営業経験が必須の求人はほかの職種名にも分かれていました。
| 経験 | 職種の数え方 | 同じ名前の職種だった割合 |
|---|---|---|
| 法人営業 | 最初に付いた職種 | 30% |
| 法人営業 | 付いた職種のどれか | 40% |
| 経理 | 最初に付いた職種 | 65% |
| 経理 | 付いた職種のどれか | 75% |
| 採用 | 最初に付いた職種 | 65% |
| 採用 | 付いた職種のどれか | 70% |
表は、法人営業・経理・採用の経験が応募要件の必須の部分にある求人のうち、同じ名前の職種が付いていた割合です。当サイト PREVIO の求人構成を反映した集計であり、選考結果や日本の求人全体の割合ではありません。
法人営業経験が必須の求人を、最初に付いた職種の大分類で見ると、営業が 70%、コンサルタント・専門職(士業等)が 10%、カスタマーサポート・コールセンターが 10%、経営が 5% でした。営業の 70% には法人営業の 30% が含まれ、ほかに「その他営業関連職」「フィールドセールス」「インサイドセールス・内勤営業」などがあります。カスタマーサポート・コールセンターのうち、カスタマーサクセスは 5% でした。
自分の経験については、必須の部分に同じ経験がある求人を残し、同じ名前の職種に集まるのか、ほかの職種名にも分かれるのかを確かめます。
求人サイトが応募要件まで検索するか確かめる
最初に、使う求人サイトのキーワード検索が応募要件の文章まで対象にしているかを確かめます。職種を指定せず、「法人営業の経験」のように経験の語を入れ、開いた求人の応募要件にその語があるかを見ます。
求人名や会社名だけが検索対象で、応募要件の語では探せない場合は、まず応募要件まで検索できる別の求人サイトを探します。見つからなければ、今の仕事に近い職種を 2〜3 個選び、それぞれの応募要件を読みます。ただし、この方法で見られるのは選んだ職種の中だけで、今の職種名以外は出にくくなります。
検索語は、応募要件に書かれる経験の言い方で一つ決めます。「営業経験」のように広くすると違う営業が混ざるため、「法人営業の経験」のように対象を狭めます。法人営業は職種名でもありますが、「法人営業の経験」と書けば、応募要件にある経験の語として探せます。
数える前に、今の職種名も決めます。求人サイトの職種一覧を開き、自分の仕事内容に当たる小分類を一つ選んでください。後で「今の職種名以外」を分けるときは、この名前を基準にします。
求人票を30〜40件読み、必須の部分に同じ経験がある約20件を残す
検索結果の件数をそのまま使わず、求人票を 30〜40 件読みます。当サイト PREVIO の求人で「給与計算の経験」と「問い合わせ対応」をそれぞれ試した際は、歓迎条件や資格名への誤ヒットなどを外すと、必須の部分に同じ経験がある求人が 20 件前後残りました。この経験から、約 20 件を残すために 30〜40 件を読むのを目安にします。検索結果が 30 件に届かなければ、ある分をすべて読み、残った件数を添えて職種名を数えます。
| 求人票の書き方 | 数え方 |
|---|---|
| 必須の部分に経験の語がある | 残す |
| 「問い合わせ」「問合せ」のような表記ゆれがある | どちらも残す |
| 並列や例示の中に経験の語がある | 残す |
| 「いずれか」の一つとして経験の語がある | 印を付けて残す |
| 同じ語でも、相手が自分の経験と違う | 外す |
| 「歓迎」「尚可」「推奨」、人物像・人柄の欄にだけある | 外す |
| 「中心ではなく」など否定の形で書かれている | 外す |
| 資格名の一部に同じ語がある | 外す |
「問い合わせ対応」を数えるなら、「問合せ対応」も同じ表記として残します。ただし「問い合わせ対応が中心ではなく」のように否定されている文や、人物像・人柄の説明にだけ出る文は外します。社内からの問い合わせと顧客からの問い合わせのように相手が違う場合も、自分の経験と同じ相手かを見て、違えば外します。
たとえば、給与計算業務と入退社処理業務などが労務全般の実務経験として並べられている場合は、「給与計算」が並列や例示の中にあっても数えます。一方、「給与計算実務能力検定」のように資格名にだけ含まれる場合は数えません。【必須要件】の中に【推奨】が置かれている求人もあるため、小見出しまで読みます。
同じ会社が、ほぼ同じ文面の求人を複数出している場合は 1 件として扱います。この記事の集計には「いずれか」の一つとして書かれた求人も含めていますが、自分で数えるときは、印付きも含む結果と印なしだけの結果を分けます。
最初の職種名を数え、「その他〜」「一般事務」なら仕事内容を読む
約 20 件を残したら、求人の一覧や詳細で最初に表示される職種名を、1 件につき一つ記録します。一つの求人に複数の職種が表示されても最初の職種を使い、職種が一つしか表示されないサイトではその名前を使います。求人のタイトルと職種名がずれる場合があるため、タイトルも隣に記録してください。タイトルが「カスタマーサポート」でも、最初の職種名は「一般事務」になっている、といった求人があります。
職種名ごとの数は、まず「いずれか」の印がない求人だけで数え、今の職種名以外で最も多い職種を次に読みます。その後、印付きの求人を加えた結果も出します。加えると最も多い職種が変わる場合も、次に読むのは印なしで最も多かった職種にし、印付きの求人は分けたままにします。
次に読む職種を決めるときは、その職種名が付いた求人のタイトル、仕事内容、ほかの必須要件を読みます。同じ経験の語があっても、ほかの必須要件が自分の経歴と離れている求人ばかりなら、件数だけでその職種を選びません。
「その他〜」や「一般事務」のように範囲の広い職種名は、その名前だけで判断せず、求人のタイトルと仕事内容を並べます。繰り返し出る仕事があれば、それを次に詳しく読む先にします。
当サイト PREVIO の求人で「給与計算の経験」を使った例では、今の職種名を小分類の「労務・給与」と置いて数えると、今の職種名以外では「その他管理関連職」が多く残りました。この例の記録は職種名を数えたところまでで、その先の求人タイトルや仕事内容は記録していません。
この数え方で分からないこと
法人営業・経理・採用の割合から、ほかの経験で同じ割合になるとは言えません。「給与計算の経験」と「問い合わせ対応」の例も、30〜40 件を読んで約 20 件を残す手順を試したもので、職種の割合を示す集計ではありません。
職種の分け方は求人サイトごとに違います。別のサイトで数えた結果と比べるときは、同じ職種名でも区分が同じとは限りません。
まず、使う求人サイトで職種を指定せず、自分の経験の語を一つ検索してください。