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一般事務はやめとけ? 一般事務のままなら定型の仕事は残り、残業時間・昇給額は面接で聞く

一般事務を一律にやめるべきとは言えません。一般事務のままなら定型の事務は仕事の中心に残りますが、残業時間や昇給額、経理・総務も担当するかは応募先ごとに確かめる項目です。今の職場の値を書き、求人票で読めない月末・月初の残業や昇給額、事務の人数を面接の質問にします。

公開 2026年9月28日 · 集計 2026年9月28日 · PREVIO 編集部

この記事で分かること

  • ・辞めたい場面と今の職場の値を書き、会社や担当で変わる側、一般事務を続ける限り付いてくる側、今は分けられない側に置く
  • ・定型の事務は仕事の中心に残るが、担当する仕事、残業時間、昇給額、正社員登用は応募先ごとに確かめる
  • ・一般事務の求人を1件読み、今の職場と比べられない項目を同じ単位の面接質問にする
目次開く
  1. 01辞めたい場面と、今の職場の値を3〜5個書く
  2. 02会社や担当で変わる側、一般事務を続ける限り付いてくる側、今は分けられない側に置く
  3. 03定型の事務、締めの時期、自動化、雇用の特徴は一般事務に付いてくる
  4. 04求人票から読める担当業務、残業、昇給、登用には限りがある
  5. 05一般事務の求人1件を「明記」「手がかり」「読めない」に分ける
  6. 06求人票で読めない項目は、今の職場と同じ単位で面接に聞く
  7. 07求人票と面接の答えで、三つの区分を更新する
  8. 08この見分け方で分からないこと
  9. 09よくある質問

電話や来客で作業が止まり、月末月初は請求書で残業する。それでも昇給は小さい。「一般事務はやめとけ」と気になる場面です。一般事務を一律にやめるべきとは言えません。定型の事務は残りますが、担当範囲、残業時間、昇給額は応募先で変わります。厚生労働省「一般事務 - 職業詳細」も、定型の事務を中心としつつ会社によって仕事内容が異なると説明しています(2026年9月28日確認)。辞めたい場面を三つに分け、求人票で読めない残業時間や昇給額は面接で尋ねます。

辞めたい場面と、今の職場の値を3〜5個書く

最初に、辞めたい理由を「一般事務がきつい」でまとめず、実際に困った場面へ分けます。さらに、今の職場の値を添えます。応募先と同じ単位で比べるためです。

次の欄を埋めます。

辞めたい場面今の職場で控える値単位分からないとき
電話・来客で作業が進まない電話の件数と中身、来客の件数1日あたり/取次・顧客対応・クレームまず1週間だけ数える
月末月初に請求書で残業する月末月初の残業、最も多い月の残業その期間の合計時間勤怠記録を見る
昇給が小さい直近1年の基本給・時給の改定額年額・月額または時給給与明細や通知を見る
事務2人で人間関係が気まずい一緒に事務をする人数、配置転換・相談先人数と制度の有無組織図や社内規程を見る
RPAで仕事がなくなるのが不安自動化された仕事、今後任される仕事仕事の名前上司との面談内容を見る

時給制なら、改定前後の時給と改定日を書きます。電話も、取次が1日5件なのか、クレームを含めて30件なのかで違います。正確に分からない欄は推測せず、「まだ分からない」と残します。

会社や担当で変わる側、一般事務を続ける限り付いてくる側、今は分けられない側に置く

書いた場面を一つの区分に置きます。会社差と一般事務の特徴が一文に混ざるなら二行に分け、根拠が足りない場面だけ「今は分けられない側」に置きます。

辞めたい場面最初の区分そう置く理由次に確かめること
電話の取次・来客対応がある一般事務を続ける限り付いてくる側電話の取次は受け持つ仕事で、来客対応はすることもあるどこまで担当するか
電話・来客が多い会社や担当で変わる側量と中身は応募先で違う中身、1日の件数、来客の担当
経理・総務・営業の仕事もする会社や担当で変わる側どこまで担当するかは応募先で違う仕事ごとの割合、繁忙期の応援
月末など締めの時期がある一般事務を続ける限り付いてくる側締め切りが集中する場合があるいつ締めがあるか
月末月初に残業が15時間ある会社や担当で変わる側締めは残っても、時間は応募先で違う月末月初と最も多い月の時間
給料が上がらない今は分けられない側事務職の成果の見せ方と、会社の評価・昇給が混ざる昇給実績、評価基準、等級
定型の仕事ばかりで力が付かない一般事務を続ける限り付いてくる側定型の事務が仕事の中心だから改善を任せた例、異動した例
RPAやAIが不安一般事務を続ける限り付いてくる側定型の事務では機械化・自動化が進み、外部委託も図られている改善を担当するか、別の仕事への道
契約・パート・派遣が多い一般事務を続ける限り付いてくる側一般事務の雇用の特徴だから応募先の雇用形態
今の雇用主で正社員になれない会社や担当で変わる側雇用主の登用実績で変わる雇用主が登用した人数と年数
少人数で人間関係が気まずい今は分けられない側人数だけでは原因を決められない事務の人数、配置転換、相談先
上司が事務を軽く扱う今は分けられない側発言だけでは評価や昇給への影響が分からない評価基準、面談、事務職の昇格例
在宅で働きたい会社や担当で変わる側対象者と回数は会社で違う配属先での対象と頻度

表のように、電話は「対応の有無」と「量・中身」、残業は「締めの時期」と「時間」に分けます。定型の事務と自動化は付いてくる側に残し、改善や異動の例は会社側の選択肢として確かめます。

「給料が上がらない」を今は分けられない側に置く根拠は、人材会社などによる事務職の解説5本が、成果の数字への表れにくさを挙げているためです。ただし事務職全般の説明で、一般事務で起きる割合は示しません。昇給額や評価基準は応募先ごとに確かめます。

定型の事務、締めの時期、自動化、雇用の特徴は一般事務に付いてくる

一般事務のまま会社を移っても、定型の事務が仕事の中心である点は残ります。厚生労働省「一般事務 - 職業詳細」は、文書、伝票・台帳、データ入力、書類の点検・管理などを一般事務の仕事として挙げ、郵便物・電話の取次・消耗品の補充などの細々とした仕事を受け持つと説明しています。来客対応やお茶出しをすることもあります(2026年9月28日確認)。

同じ資料では、月末など締め切りが集中する時期には残業する場合があること、定型の事務では機械化・自動化が進み、外部委託も図られていること、契約社員・パート・派遣社員の割合が高いことも示されています。残業の時間や登用実績は会社側へ分けますが、締め、自動化、雇用の特徴は一般事務を選ぶときの前提に残します。将来なくなる時期や割合は分かりません。

厚生労働省「一般職業紹介状況 参考統計表」では、2026年7月の有効求人倍率は一般事務従事者0.28、職業計1.16でした(2026年9月28日確認)。ハローワークの常用・パート除く数字で、4か月以上の有期雇用なども含み、正社員だけではありません。契約・派遣から別の一般事務求人も探すときの背景にはなりますが、民間求人や個人の転職可否は示しません。

職業別の求人の増減と求人倍率の読み方は、求人が増える仕事・減る仕事で詳しく扱っています。

求人票から読める担当業務、残業、昇給、登用には限りがある

同じ「一般事務」でも、求人票に書かれる担当範囲はそろいません。

2026年9月28日時点の当サイトPREVIOの掲載中求人を、勤務地を絞らず、一般事務の職種タグと題名から対象を決めて全件集計しました。選考会・説明会・新卒向けと、題名が営業事務・経理事務など別の事務を示す求人は除外しています。割合は会社単位で、5%刻みに丸めました。「記載あり」は対象求人のどれか1件に該当する会社、「記載なし」はどれにも該当しない会社です。

求人票で見る項目記載ありの会社読める範囲
電話対応約40%電話が仕事に入ることまで
来客・お茶出し約15%来客対応が仕事に入ることまで
経理の仕事約10〜15%会計ソフト入力などを経理に含める境界で幅が出る
総務の仕事約30%備品、郵便、勤怠など書かれた仕事
営業の手伝い約25%受発注、見積作成など書かれた仕事
雑務・全般など約35%範囲を開いた書き方まで

電話が記載なしの会社は約60%でした。これは電話対応がないという意味ではありません。件数や取次・顧客対応・クレームの別も、この集計では数えていません。

月の平均残業は記載ありが約30%、記載なしが約70%でした。記載ありの会社では、各社で最も大きい数字を見ても約95%が20時間以下です。固定・みなし残業の時間は約30%、繁忙期は約10%に記載がありました。いずれも上の集計条件による求人票の記載で、月末月初の実績や実際に残業した時間ではありません。

求人票で見る項目記載ありの会社読める範囲
昇給の語約50%「昇給年1回」などの制度
昇給の額・率・実績約5%書かれた年や対象者の実績
評価制度約10%制度名や評価の進め方
正社員登用・無期転換約10%制度や実績の記載
業務改善・仕組みづくりを担当する約5%書かれた担当や挑戦の例
他職種・他部署への異動や道筋約10%書かれた異動や仕事の例

昇給の語があっても、入社後にいくら上がるかは読めません。業務改善や異動が記載なしでも、制度がないとは限りません。

部署の人数・人員構成は約45%に記載がありますが、店舗や部署全体の人数のこともあり、事務の人数とは限りません。在宅勤務はこの求人で利用できると読める会社が約5%、条件付きの制度を含めると約10%でした。記載なしを制度なしとは扱いません。

月末月初の残業時間と昇給額は求人票だけではほぼ読めないため、「手がかり」のまま面接へ持ち越します。

一般事務の求人1件を「明記」「手がかり」「読めない」に分ける

まず題名ではなく仕事内容を読みます。定型の事務だけなら比較を続け、査定、電話営業、接客など別の仕事が明らかに中心なら外します。定型の事務と企画・分析、人事・法務、情報システムなどが混在し、中心が分からない求人は外しません。仕事名を「手がかり」に置き、割合を面接で聞きます。

「明記」は今の職場と同じ対象・単位で比べられる記載、「手がかり」は関係する記載はあるが対象か単位が足りないもの、「読めない」は記載がない、食い違う、自分が対象か分からないものです。一つの項目は左から見て、最初に当てはまる一列だけに置きます。

項目明記手がかり読めない
仕事の混在仕事ごとの割合がある仕事名だけ並ぶ仕事内容欄が空、欄が食い違う
電話・来客中身、件数、担当がある「電話・来客対応あり」だけ記載なし、欄が食い違う
締め・残業月末月初や最多月の時間がある月平均、繁忙期の幅、固定・みなし残業代の金額や時間、月次締め記載なし、「少ない」だけ、欄が食い違う
昇給・評価最近の額・率・実績と対象者がある昇給回数、給与モデル、等級表記載なし、自分の雇用形態が対象か不明
雇用・登用雇用主、雇用期間、登用実績がある登用制度だけある派遣元・派遣先の別や実績がない
改善・異動任せた仕事や異動例がある制度や道筋だけある記載なし
人数一緒に事務をする人数がある部署全体の人数だけある配属先の事務人数がない
在宅対象者と頻度がある制度名だけある配属先で使えるか不明
応募資格必須・歓迎の別が明確経験を求めるが区分がない欄どうしが食い違う

「配属先では月20時間を超える場合があるが、年平均は10時間」のように期間が違う数字は、直接比べられないため「手がかり」です。応募資格も、必須と確認できた項目だけを必須として扱い、曖昧なら採用窓口へ確認します。

求人票で読めない項目は、今の職場と同じ単位で面接に聞く

「読めない」に置いた項目は、今の職場で控えた単位を質問にします。質問先は雇用の形で分けます。

  • 直接雇用:採用担当者か配属先の上司へ聞く。正社員なら登用は聞かず、有期契約なら雇用主の転換実績を聞く

  • 有期の派遣:雇用・昇給・転換を派遣元へ、配属先の仕事・残業・在宅を派遣元の担当者と、機会があれば顔合わせで派遣先へ聞く

  • 無期雇用派遣:登用ではなく、派遣元での昇給と仕事の変わり方を聞く

  • 「月平均ではなく、月末月初には合計で何時間ほど残業しますか。最も多い月は何時間ほどですか」

  • 「締めの仕事は、事務の何人で回しますか」

  • 「電話は取次・顧客対応・クレームのどれが多く1日何件ほどですか。来客は誰が担当しますか」

  • 「定型の事務、経理・総務、企画・分析などは、仕事全体のどのくらいですか」

  • 「昨年の昇給額は月額・年額・時給でどのくらいでしたか。事務職は何を基準に評価し、どんな昇格例がありますか」

  • 「有期契約から正社員または無期契約になった方は、直近で何人いて何年ほどかかりましたか」

  • 「事務の方が業務改善を任された例や、別の職種・部署へ移った例はありますか」

  • 「一緒に事務をする方は何人ですか。配置転換や相談先はありますか。在宅勤務は誰が月何回使えますか」

全社制度しか分からない、または答えが得られない項目は「今は分けられない側」に残します。

求人票と面接の答えで、三つの区分を更新する

最後に、今の職場と応募先を同じ項目・単位で並べます。表ですでに「会社や担当で変わる側」に置いた場面は、応募先の値が原因に対応すれば、その求人で変わる可能性があります。同じか悪ければ、その求人では解けないと判断し、区分は会社側のままです。

「今は分けられない側」は、昇給・評価の実績などで会社差を確認できたときだけ会社側へ移します。人間関係も、事務の人数、配置転換、相談先の違いが気まずさの原因に対応するときだけ移し、人数しか分からなければ残します。

定型の事務、締めの時期、自動化の動きは「一般事務を続ける限り付いてくる側」に残します。業務改善や異動の例は、会社側の選択肢として横に書きます。

読み終えたら、まず一般事務の求人を1件開き、「明記」「手がかり」「読めない」を付け、読めない項目を面接の質問にします。

この見分け方で分からないこと

求人票と面接から分かるのは、会社が書いた内容と説明した実績までです。入社後も同じとは限りません。

PREVIOの集計は、2026年9月28日時点で掲載中だった求人の構成で、日本の一般事務求人全体を表しません。正社員の転職求人が中心で、登録型派遣・パートはほとんどありませんが、派遣会社が直接雇い、派遣先で働く求人は一部含みます。契約・派遣で働く人も読み方は使えますが、記載割合を働き口全体の割合にはできません。対象会社の約75%は対象求人が1件だけでした。会社単位の全件集計を5%刻みに丸めています。

題名と職種タグで絞ったため、一般事務ではない求人が少し混じり、題名に事務とない一般事務は外れます。担当業務には派遣会社が仕事の例を並べた記載も混じります。「雑務・全般など」の判定は、2026年9月28日に目で確かめた範囲で約75〜80%の精度でした。そのため表の約35%は粗い記載割合で、実際に雑務を担当する会社の割合ではありません。部署の人数も事務の人数とは限りません。

人材会社・就活媒体などの事務職解説には一般事務以外も含まれ、悩みが実際に起きる割合は分かりません。厚生労働省の職業説明からも、各仕事の量やAIで今後どれだけ仕事が減るかは分かりません。有効求人倍率は個人の転職可否を示しません。

よくある質問

一般事務の仕事はきついですか?

一律には言えません。定型の事務は仕事の中心に残りますが、電話の中身と件数、担当する仕事、残業時間、昇給額、事務の人数は応募先ごとに確かめる項目です。まず、きついと感じた場面と今の職場の値を分けて書きます。

一般事務はなぜ「やめとけ」と言われるのですか?

定型の仕事、締めの時期、機械化・自動化が進み外部委託も図られていること、契約・パート・派遣の割合といった職種の特徴と、電話や来客の量、残業時間、昇給・評価、人間関係といった会社ごとの差が混ざって語られやすいためです。二つを分けずに「やめとけ」と一律に判断はできません。

一般事務のデメリットは何ですか?

一般事務を続けるなら、定型の事務が中心であることや、締め切りが集中する時期があることは残ります。一方、月末月初の残業時間、昇給額、経理・総務も担当するかは会社や担当で変わります。自分にとってのデメリットは、求人票で明記された項目を読み、残りを面接で同じ単位で聞いて決めます。

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