職種の求人市場
商品企画はきつい?転職しても市場の情報集めは残りうる。OEM・担当範囲は求人票、評価は面接
商品企画がきつく、同じ仕事を続けて会社を移る人が、辞めたい場面を、会社ごとに比べる値、商品企画にも残りうる仕事、求人票では分からず面接で聞く値、の3つに置く記事です。OEM・PBの有無や担当範囲は求人票で読み、工場とのやり取りの量、繁忙月の残業、企画の決め方、売上未達の評価は面接で聞きます。
公開 2026年9月30日 · 集計 2026年9月30日 · PREVIO 編集部

この記事で分かること
- ・辞めたい場面を3〜5個、今の職場の事業の形・回数・時間・人数・型数・仕事の割合と一緒に書き、原因が二つある場面は行を分ける
- ・会社ごとに比べる値、商品企画にも残りうる仕事、求人票では分からず面接で聞く値、の3つに置く
- ・求人を1件、欄名に限らず全文から読み、OEM・PBの有無や担当範囲を拾い、工場とのやり取りの量、繁忙月の残業、企画の決め方、売上未達の評価を現職と同じ単位で聞く
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商品企画がきついと感じた場面を3〜5個、今の職場の値と一緒に書きます。場面は、会社ごとに比べる値、商品企画にも残りうる仕事、求人票では分からず面接で聞く値の3つに置きます。OEM・PBの有無や担当範囲は求人票の全文で読み、工場とのやり取りの量、繁忙月の残業、企画の決め方、売上未達の評価は面接で聞きます。市場の情報集めは、公的な職業情報で近い職業に共通し、会社を移っても残りうる仕事です。
例にするのは、アパレルのOEM会社で、小売チェーンのPBを企画する架空の4年目担当者です。海外の縫製工場とのやり取りが仕事の5割を占め、年4シーズン、各30型を3人で担当しています。
商品企画がきつい場面を、事業の形と今の職場の値で書く
「調整ばかり」「企画が通らない」「残業が多い」のままでは、応募先と比べられません。最近の場面を3〜5個選び、会社が誰向けの商品を作っているか、回数・時間・人数・型数・仕事の割合を添えます。
例の担当者が最初に書く場面は、次の5つです。
- バイヤーの一声で仕様が変わる
- 海外工場とのやり取りが仕事の5割を占める
- 年4シーズン、各30型を3人で持つ
- 展示会前の月は残業60時間、平常月は25時間になる
- 商品ごとの売上未達が評価5項目のうち1項目に響く
事業の形も一緒に書きます。この例では、自社ブランドではなく、取引先の小売チェーンから依頼を受けてPBを作っています。自社名で販売するNB(ナショナルブランド)と、取引先名で販売するPBの両方を作る会社なら、両方と書きます。
型数や仕事の割合が分からなければ、直近1シーズンの企画表や予定表から数えます。残業は平常月と忙しかった月を分けます。推測で埋めず、まだ見ていない値は未確認のまま残します。
一つの場面に原因が二つあれば、二つの行へ分ける
海外工場とのやり取りが仕事の5割を占める場面には、少なくとも二つの原因があります。社外の人と組んで商品化を進める仕事そのものと、海外工場との仕事が5割を占める分担です。前者は商品企画にも残りうる仕事、後者は会社ごとに比べる値として分けます。
同じように、バイヤーの一声で仕様が変わる場面は、取引先の要望を商品へ反映する事業の形と、誰がどの場で最終判断するかに分けます。展示会前の月は残業60時間になる場面も、締切に向けて社内外の人と進める仕事と、配属先の実残業に分けます。
売上についても、発売後の数字を確認する仕事と、未達を本人の評価へどう使うかは別です。一つの行に残すと、職種を変えない限り残る話と、会社を移るときに比べられる話が混ざります。
3つの置き場所を先に決める
場面を分けたら、次の3つのどこへ置くかを決めます。
| 置き場所 | ここへ置く内容 | 次にすること |
|---|---|---|
| 会社ごとに比べる値 | OEM・PBを含む事業の形、担当範囲、数字の持ち方、品質・表示、シーズンや型数、海外との仕事、在宅、人数 | 求人票で手がかりを読み、量と実績は面接で聞く |
| 商品企画にも残りうる仕事 | 市場の情報集め、企画書づくり、他部門・社外の人と組むこと、企画から商品化・販売まで関わること | その仕事自体を続けたいか考える |
| 求人票では分からず面接で聞く値 | 企画の決め方、実際の仕事の割合、売上未達の評価、繁忙月の実残業 | 現職と同じ期間・対象・単位で聞く |
2番目は、厚生労働省の職業情報で商品企画に近い2職業に共通する範囲から取り出した呼び名です。職業名と共通する仕事は、後の節で確かめます。
例の担当者の場面を3つへ置く
例の担当者の場面を原因ごとに分けると、最初の置き場所は次のようになります。
| 分けた場面 | 最初の置き場所 | そう置く理由 | 次に確かめる値 |
|---|---|---|---|
| 取引先の要望を受けてPBを作る | 会社ごとに比べる値 | 自社商品かOEM・PB供給かは求人票の会社紹介と仕事内容から読めるため | 自社商品と取引先向け商品の割合 |
| バイヤーの一声で仕様が変わる | 求人票では分からず面接で聞く値 | 最終判断に取引先が入る事業でも、社内外の決め方までは求人票でほぼ読めないため | 直近の変更で判断した人と会議 |
| 他部門・社外の人と組む | 商品企画にも残りうる仕事 | 近い2職業の職業情報が、他部門・社外の人と進める仕事を共通して挙げるため | この仕事自体を続けたいか |
| 海外工場とのやり取りが仕事の5割を占める | 求人票では分からず面接で聞く値 | 工場との関わりの有無は読めても、仕事の割合は求人票から読めないため | 配属予定者の仕事の割合 |
| 年4シーズン、各30型を3人で持つ | 求人票では分からず面接で聞く値 | シーズンや人数の記載があっても、1人あたりの型数は読めないため | 1人あたりの型数と人数 |
| 展示会へ向けて社内外の人と進める | 商品企画にも残りうる仕事 | 近い2職業では商品化・販売までの流れと社内外との仕事が共通するため | どの仕事が一番つらいか |
| 展示会前の月は残業60時間、平常月は25時間になる | 求人票では分からず面接で聞く値 | 後の節で示す当サイトの集計では、繁忙月の実残業を書く会社を確認できなかったため | 配属先の平常月と繁忙月 |
| 商品ごとの売上未達が評価5項目のうち1項目に響く | 求人票では分からず面接で聞く値 | 後の節で示す当サイトの集計では、売上を評価へ使う方法を確認できなかったため | 評価項目、評価者、未達時の扱い |
社外の人と組むこと自体が一番つらいなら、商品企画を続けるかを考える材料になります。海外工場との仕事が5割という量が一番つらいなら、まず応募先の分担を比べます。
ほかによくある場面も、原因を分けてから置く
商品企画・商品開発がきつい理由として、売上の重さ、社内外との調整、納期、原価と品質の間で迷うこと、商品化までの長さが評判記事や体験記でよく挙がります。これは各社で起きる割合を示す調査ではありません。置き場所は、声の多さではなく、仕事の仕組みと求人票で確かめられる範囲から決めます。
| 場面を分けた後の内容 | 最初の置き場所 | 根拠 | 次に確かめること |
|---|---|---|---|
| 市場の情報を集めて企画書を作る | 商品企画にも残りうる仕事 | 近い2職業の職業情報に共通する | その仕事自体がつらいか |
| 原価・利益率を担当する | 会社ごとに比べる値 | 求人票で数字に関する記載が会社ごとに割れる | 担当範囲、決められる範囲 |
| 目標原価と品質の間で迷う | 求人票では分からず面接で聞く値 | 求人票の語だけでは判断の重さと頻度を読めない | 直近の例、判断者、月の回数 |
| 品質・表示まで一人で持つ | 求人票では分からず面接で聞く値 | 品質・表示の記載だけでは実際の分担を読めない | 品質部門との分担、人数 |
| 発売後の数字を確認する | 会社ごとに比べる値 | 売上分析・販売計画など数字に関する記載が会社ごとに割れる | 応募先で担当するか |
| 売上未達を本人の評価へ使う | 求人票では分からず面接で聞く値 | 後の節で示す当サイトの集計では、評価への使い方を確認できなかった | 評価項目、評価者、未達時の扱い |
| 工場・OEM先・製造部門とやり取りする | 会社ごとに比べる値 | そのやり取りの記載が会社ごとに割れる | 応募先で担当する範囲 |
| 社内の他部門が発売日や仕様を決め、変更で延期する | 求人票では分からず面接で聞く値 | 求人票では決め方と延期の実績を読めない | 直近の延期回数と判断者 |
| 1商品にかかる期間が長い | 求人票では分からず面接で聞く値 | 求人票では実際にかかった期間を読めない | 直近商品の企画から販売までの期間 |
自社ブランドでも、企画が社内ですぐ通るとは限りません。「企画・調査担当」の職業情報では、経営層の意向と市場性にずれがある場合、改めて情報を集めて一致点を探す仕事が説明されています。企画が通らないことを今の会社だけの問題と決めず、応募先では直近の差し戻しと決め方を聞きます。
求人票では、OEM・PBを含む仕事があるかを最初に読む
最初に、誰の要望を受けて商品を作る会社かを読みます。会社紹介と仕事内容の全文から、OEM、ODM、PB、自社ブランド、D2C、法人向け、量販店向け、コンビニ向け、部品、素材といった語を探します。
- 自社ブランド・D2Cは、自社の商品として企画する会社です。
- OEM・ODMやPB供給は、取引先の要望で作る仕事を含みます。
- 小売・外食・ECの自社商品は、自社の売り場や店で扱う商品を企画します。
- 部品・素材のB2Bは、顧客の商品へ組み込まれるものを企画します。
NB(ナショナルブランド)とPBの両方がある会社は、取引先の要望で作る仕事を含む会社として読みます。OEM・PB供給では最終判断に取引先が入るのが事業の形です。ただし、いつも取引先だけが最後に決めるとは限らず、社内の承認も求人票からはほぼ読めません。
ここから示す割合は、2026年9月30日時点で当サイトPREVIOに掲載中の求人から、職種に商品企画・商品開発を含み、題名からモノの商品企画・商品開発と読める求人を、勤務地を限定せず全件集計した結果です。Webサービスの企画、PMMなどは題名で除きました。会社単位で、その会社の対象求人のどれか1件に記載があれば「書いてある」、どの求人にもなければ「書いていない」とし、割合は5%単位に丸めています。会社数が小さく、1社で約2〜3%動くため、割合は目安です。当サイトの掲載求人の構成であり、日本の商品企画求人全体を示しません。
会社紹介と仕事内容を読んだ分類では、自社ブランド・自社商品を作るメーカーやD2Cが約45〜50%、取引先の要望で作る仕事を含む会社が1〜2割、小売・外食・ECの自社商品が約20%、部品・素材のB2Bと判別できない会社がそれぞれ約5%でした。境界の会社をどちらへ置くかで最初の2区分が動くため、そこだけ幅で示しています。この分類は、求人票を一人で読んだ結果で、同じ会社でも商品や部署によって仕事が分かれる場合があります。
近い2職業に共通する仕事は、会社を移っても残りうる
事業の形を読んだ後、求人票で担当範囲を探す前に、会社を移っても残りうる仕事を確認します。厚生労働省が運営する職業情報提供サイト(job tag)には、メーカーの商品企画そのものに当たる職業情報がありません。そこで近い2職業を別々に読み、共通する範囲だけを、商品企画にも残りうる仕事として使います。
厚生労働省job tagの「企画・調査担当 - 職業詳細」は、新製品だけでなく新サービスの企画や市場調査も含む職業です。「商品企画開発(チェーンストア) - 職業詳細」は、スーパーやコンビニなど小売の商品企画に限った職業です(いずれも2026年9月30日確認)。
2職業に共通するのは、市場の情報を集める、企画書を作る、他部門や社外の人と組む、企画だけで終わらず商品化・販売までの流れに関わる、という範囲です。
片方だけにある仕事は分けて読みます。「企画・調査担当」には、コスト見積もり、原価や損益を判断する力、経営層の意向と市場性のずれを調べ直すこと、発売後に目標の達成率を確認して次の企画へつなげることが書かれています。「商品企画開発(チェーンストア)」には、生産計画、販売実験、生産チームへの参加、製造への関与が書かれています。
残業について、「企画・調査担当」は新製品の開発が重なる場合に増えることがある一方、期末や年度末など特定の時期に残業時間が増えることはないと説明しています。展示会前や発売前に残業が増える根拠としては使えません。例の担当者の展示会前60時間は、その職場の実績として応募先と比べます。
技術寄りの商品開発で、図面や設計レビューの負担が中心なら、機械設計を続けるときの見分け方も参考になります。
求人票は欄名に限らず全文から、担当範囲・数字・品質・商品の入れ替わり・働き方・人数を読む
求人票を1件開いたら、仕事内容、会社紹介、勤務時間などの欄を順番に読むだけでは足りません。在宅や組織の欄が空でも、福利厚生のその他、PRポイント、仕事内容の中の小見出しに情報がある場合があります。次の語はページ内検索の例で、同じ内容が別の言い方で書かれることもあります。語が当たらなければ、仕事内容とPRポイントを目で読み直します。
| 比べる値 | 全文から探す語 | 求人票で読める範囲 | 面接へ回すこと |
|---|---|---|---|
| 事業の形 | OEM、ODM、PB、自社ブランド、当社ブランド、D2C、法人向け、量販店向け、向け | 取引先向けの仕事を含むか | 商品別の割合、最終判断者 |
| 担当範囲 | 一貫、工場、OEM先、委託、生産、製造部門、量産、販売、販促 | 書かれた仕事の範囲 | 1人で持つ範囲、仕事の割合 |
| 数字・品質 | 原価、利益率、P&L、予算、売上分析、品質、表示 | 書かれた業務名 | 判断できる範囲、評価への使い方 |
| 商品の入れ替わり・体制 | 季節、期間限定、改廃、改良、リニューアル、新規、人数、チーム、在宅、テレワーク、海外、出張 | 新規と既存品の改良、シーズン、組織の手がかり | 新規と改良の割合、型数、分担、実際の利用・頻度 |
同じ集計で、企画から発売・販売・量産まで一貫して関わると書く会社は約30%、工場・OEM先・製造部門などとのやり取りを書く会社は約45%でした。どちらかを書く会社は約60%です。一貫と書いてあっても、1人が全部を持つとは限りません。工場とのやり取りが書かれていても、仕事の何割か、誰と分けるかは読めません。
原価、売上・利益の目標、売上分析など、数字に関する語のいずれかを書く会社は約40%でした。このうち、売上・利益の目標やP&L・予算を持つと読める会社は約10%です。商品企画なら全員が売上目標を背負う、とは読めません。品質・表示の語を書く会社は約15%、季節・期間限定・改廃を書く会社は約10%でした。
部署の人数を書く会社は約30%で、5名以下と読める会社は約20%でした。海外出張・海外工場・海外赴任を書く会社は約5%、在宅可と書く会社は約25%です。記載の有無は、実際の頻度や利用できる日数を示しません。
残業は、残業、時間外、所定外、月平均、想定残業といった語を、勤務時間だけでなく休日、給与、年収例、その他の欄まで探します。月の残業時間の平均・目安を書く会社は約30%で、書いている会社の上端は30時間でした。これは残業の数字を書く会社だけの結果で、商品企画全体が30時間以内という意味ではありません。
固定残業やみなし残業の時間は、給与に含む手当を計算する前提で、実際の残業時間ではありません。年収例や想定年収に残業何時間分で計算したかが書かれていても、固定残業とも実残業とも限りません。例の担当者の平常月25時間、展示会前60時間と並べるのは、配属予定先の実残業を同じ月単位で聞いてからです。
求人票で読めない量・決め方・評価を、面接で同じ単位にして聞く
全文を探しても見つからない項目は、ないと決めず、面接の質問にします。仕事内容と会社紹介、勤務時間と休日、全社平均と配属先の説明が食い違う場合は、面接で採用担当者に両方の記載を示し、配属予定先に当てはまる方を聞きます。
同じ集計では、担当範囲、工場などとのやり取り、数字、品質のどれも対象求人に書かない会社が約35%、実残業の数字も残業なしの記載もない会社が約70%でした。企画の決め方そのものを書く会社は5%未満です。繁忙期の残業と、売上の数字を本人の評価へどう使うかは、対象求人で確認できませんでした。書いていないことは、その仕事や仕組みがないという意味ではありません。
例の担当者なら、求人票を読んだ後、次のように聞きます。
| 比べる場面 | 今の職場の値 | 求人票で読むこと | 面接で聞く質問 |
|---|---|---|---|
| バイヤーの一声で仕様が変わる | 小売チェーン向けPB。直近1シーズンの仕様変更2回はバイヤーが判断 | OEM・PBを含むか、自社商品もあるか | 直近の仕様変更では、取引先と社内の誰が、どの会議で最終判断しましたか |
| 海外工場とのやり取りが仕事の5割を占める | 直近1シーズンで仕事の5割 | 工場・OEM先・海外との関わりの記載 | 配属予定者は直近1シーズンの仕事の何割を工場とのやり取りに使いましたか。社内で誰と分けましたか |
| 年4シーズン、各30型を3人で持つ | 年4シーズン、各30型、3人 | 季節・改廃、部署やチームの人数 | 直近1年は何シーズンで、1シーズンに何型を何人で担当しましたか。アパレル以外では、品数・SKU・開発期間など、今の職場で数えている単位で教えてください |
| 展示会前の月は残業60時間、平常月は25時間になる | 本人の実残業は平常月25時間、展示会前60時間 | 残業時間の対象、固定残業や年収計算との違い | 配属予定先では、直近1年の平常月と一番忙しかった月の実残業は何時間でしたか。その月は何人で、何型を持ちましたか |
| 商品ごとの売上未達が評価5項目のうち1項目に響く | 売上は評価5項目のうち1項目 | 売上目標、P&L、予算、評価制度 | 商品企画の評価は何項目あり、そのうち売上未達を反映する項目はいくつですか。誰が評価しますか |
答えが全社の数字なら、配属予定の商品企画チームへ絞って聞き直します。工場とのやり取りが多い、残業は少ないといった答えなら、直近の期間、割合、時間、人数まで聞きます。今の職場と単位がそろえば、会社を移るときに変えたい値を比べられます。
この見分け方で分からないこと
求人票の集計は、題名からモノの商品企画・商品開発と読める求人に絞っています。職種タグの外にある求人や、題名がデザイナー、ブランドマネージャーなどの求人は含みません。短い求人ほど書いていない側へ入りやすく、同じ会社が複数の求人を出すほど、どれか1件が書いてある側へ入りやすい数え方です。
事業の形は、求人票を一人で読んで分けています。自社ブランドと取引先向けの両方を持つ会社など、境界があります。同じ事業の形でも、企画の承認、工場との分担、評価、残業が同じとは言えません。
求人票と面接から分かるのは、書かれた内容と説明時点の実績までです。入社後も同じ商品、取引先、人数、分担、評価、残業が続くとは限りません。会社を変えれば全部解けるとも、商品企画を辞めるしかないとも判定できません。
よくある質問
商品企画・商品開発はなぜきついと言われるのですか?
評判記事や体験記では、売上の重さ、社内外との調整、納期、原価と品質の間で迷うこと、商品化までの長さがよく挙がります。ただし、事業の形、担当範囲、数字の持ち方、人数、残業は会社ごとに違います。場面を原因ごとに分けてから比べます。
商品企画はやめとけと言われますが、辞めたほうがよいですか?
一律には決められません。市場の情報集め、企画書づくり、社内外の人と組むこと自体が最もつらいなら、商品企画を続けるかを考える材料になります。工場とのやり取りの量、型数、人数、残業、評価が主因なら、応募先の値を確かめる余地があります。
商品企画に向いていないのはどのような人ですか?
性格だけでは判定できません。市場の情報を集めること、企画書を作ること、社内外の人と商品化まで進めることのどれがつらいかを分けます。量や分担がつらい場合は、向き不向きと決める前に、今の職場と応募先の値を比べます。
商品開発がきつい場合も同じ見分け方を使えますか?
モノの商品開発であれば使えます。ただし、食品開発の試食や工場に合わせた早朝・深夜勤務など、食品に固有の悩みはこの記事では扱っていません。自分の場面を書き、事業の形、担当範囲、数字、品質、商品の入れ替わり、働き方、人数を比べます。
求人票で読む場面を1つ選び、読めない値を質問にする
最初に書いた3〜5個のうち、会社ごとに比べる値へ置いた場面を1つ選んでください。商品企画・商品開発の求人を1件開き、欄名に限らず全文から、OEM・PBの有無、担当範囲、数字、品質・表示、シーズンや改廃、海外との仕事、残業、人数を探します。
見つからない値や食い違う記載は、今の職場と同じ期間・対象・単位の面接質問にします。市場の情報集めや社内外の人と組む仕事そのものが一番つらい場合は、会社の値とは別に、商品企画を続けるかの判断へ残します。